EOS 5D MarkⅣを使用して1年経った話。

この記事を書いている時はまだ鹿児島は梅雨の真っ只中で、湿気もすごく、カメラ機材には大敵な時期…。
本来なら5月初頭ぐらいでEOS5DMarkⅣを導入して1年経つのだけど、今更1年使った感想を述べる。

まず結論を先に言えば、
「何でも撮れる万能フルサイズレフ機」
という事。

Canonのカメラでの画素数って、大体2400万画素のセンサーが搭載される機種が多い。
1DX系、6D系、R6系、R8、R3、kiss系や入門機はおおよそ2000万画素台。
5DMarkⅢまでは2000万画素台であったが、MarkⅣになると3040万画素という3000万画素台に画素数が上がった。
この画素数が上がるほどトリミング耐性が上がり、引き伸ばしした時にもより高画素の方が耐性がある。しかし引き換えに高速連写、高感度耐性が犠牲になる。
この事を考えるとやっぱり5DMarkⅣのこの3040万画素という絶妙なバランスのとれたカメラはすごいと思う。
決して高画素機ではないが、トリミング耐性は強いし、かといって高感度耐性を犠牲にしてもいないわけで、すごいカメラだと感じる。
Canonのミラーレス機ではその3000万画素台のカメラはRしかないわけで、Rもこの前生産終了するアナウンスされた中、今だに現役で発売中の5DMarkⅣは5Dの完成型なんだなと実感できる。
Rがいなくなって、2420万画素のR6MarkⅡ、4500万画素のR5の間が抜けた感じになる。
確かにそこの抜けた穴に5dmarkⅣが担うことですが、やっぱり今のミラーレス時代で、写りの面や、AF性能上、5DMarkⅣは今のミラーレス機には歯が立たないのが現状だろう。
それでも、5DMarkⅣは今でも高性能なカメラという事は変わらないわけで、R系が化け物というだけだ。
しかし、剛性の面は最強だろう。
そこは筐体が大きい5DMarkⅣの強みだ。
R3の方が縦グリ一体型でより剛性は強いだろうが、それと同等なぐらい剛性がありそうだ。
R5と比べたら、断然5DMarkⅣの方が剛性が高いだろう。
しかしながら、重量感はやっぱりあって、EF 24-105mmF4通しの小三元レンズをつけて約1.5Kg。これを重いと感じるかは人それぞれだが、これを1日中首にかけておくと首が痛くなる。
私は人より首が長いので、より痛くなる…。
しかし、私はそれを理解した上で5DMarkⅣを導入した。
何せ、レフ機故のゴツさ、ミラーが動く音と振動に惹かれ、今のミラーレス一眼の時代に敢えてレフ機の5DMarkⅣを選んだのだ。
6DMarkⅡも視野に入れていたが、絶対に後悔するだろうし、より高みを目指すなら5DMarkⅣの方にしておけば安心だろうと思って導入した。
1DXMarkⅢは予算が足りないのもあり、私が撮る行為においてはオーバースペックすぎるカメラである。そこまでは必要がない。
ドールの撮影において、あんなに高速連写要らないし、筐体が大きいメリットも活かしきれない。
ざっくりした5DMarkⅣの性能を書いてきたが、私個人的には所有欲を満たしてくれる最高のカメラで、言い切ってしまえば、私の第三の目を担ってくれるカメラだ。
私の見た世界、私が表現したい世界を写してくれる愛機である。
そして、このカメラは高性能が故に失敗は私の腕だと実感してくれるカメラでもある。
入門機だと思い通りにいかなくて、このカメラ所詮入門機だから描いてた写真に程遠いのだとカメラのせいになりがちだが、この5DMarkⅣはプロも使う機種となるので、完全に撮影者が悪いと言い切ってくれるカメラだ。
厳しいカメラだと思うが、私にとっては優しいカメラだと感じる。
カメラ量販店でカメラ触っていると、5DMarkⅣの操作に慣れてると、1DXMarkⅢも触ってみたらすんなりと触れるが、kiss系のカメラ触ってみると、非常に扱い辛く感じた。
私も最初に買ったカメラがkiss X10iで、今思えば、よくあのカメラでちょくちょく操作できていたなと思う。
R50も触ってみてもやっぱり操作に慣れず、その反面、R5を触ってみたら感覚的に触れた。
やっぱりEOSはある程度の棲み分けがされてるんだと実感した。
最後に、本当に5DMarkⅣというカメラはなんでも撮れる万能機だという事。
非常にバランスのとれたカメラ。
3040万画素というCMOSフルサイズセンサー搭載し、高感度耐性もあり、トリミング耐性もそこそこある。
高速連写は秒間7コマと今のミラーレス一眼と比べたら圧倒的に遅いが、必要にして十分でしょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

鹿児島ドールライフ

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